つくし福祉会

園長の気持ち

『子どもたちが子どもらしく』

どんぐりでは保護者の方がしてあげたい事を子どもたちへという方針をもとに 子どもたち、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、保育士さん・・・ みんなが『ホッ』とする保育園を目指しています。

私が小さいころに通っていた幼稚園は、お庭には大きなどんぐりの木がたくさんありました。
どんぐり拾いをしたり、枯葉でお面を作ったり、木登りをしたり。
自然の中で真っ黒になりながらいっぱい遊びました。
どんぐりを拾い、やじろべぇや駒も作りました。
どんぐりに絵を描いて飾りもしました。
枯葉やどんぐりでおままごともしました。
秘密基地も作りました。

たくさんの遊びの経験の中で『自分で生む発想力』を養えていた気がします。
私は、保育園の先生たちに『危ない!やってはダメ!』とすべて排除するのでなく
『危なくないような遊び方』をたくさん体験させてあげてください。と言います。

木登りで例えるなら木を登ったことがない子が突然したらつかまるところがわからず、急に手を放してしまいます。
木を登ってはいけません。ではなく『どのように登るか』『次はどこをつかまるか』考えさせながらチャレンジさせることが大切だと思います。
昔は、お兄ちゃん・お姉ちゃんの後をついていき、木登りをしている姿を見て学びました。
見せる、体験させるということはとても大切だと思います。

『子どもたちが子どもらしく』

たくさん泣いてください。
たくさん笑ってください。
たくさん怒ってください。

自分を出せる時… 。
安心する大人がそばにいるからです。
決してこらえないでください。
しかし、人に迷惑をかける・傷つけるなどがあった場合はやはり『違う』を教えます。
彼ら、彼女らが大きくなったとき自然に人に優しさを与えられる人になってほしいから…。